2020年5月15日金曜日

フードシェアリング活動を実施しました!

子どもたちに届け! 地域の思いやり!このたび、妙高市の有限会社嶺村製麺所様のご協力を得てフードシェアリング活動を実施することができました!


児童クラブで受け取られた方々からの感謝の寄せ書きです。



嶺村製麺所の社長さんから「妙高市内の飲食業者さんや旅館が使用する予定だった食材が大量廃棄されますので、有効活用してくれませんか」という連絡を頂いたのは、4月28日。



さっそく実行委員会で協議し、寄付品の一部を5月1日の放課後児童クラブさんで配らせて頂こうということになり、準備を始めました。
4月末にまた廃棄の食品が出るとのことで、月末を経て5月1日の朝から3日間にわたってFS部(フード゙シェアリング部)を中心に、食堂部のメンバーも加わり作業を開始しました。

卵はなんと500個!
生ラーメンは500食!

届いた食品を見た時、これほどたくさんの食品が廃棄されるなんて・・・!と絶句しました。






お届け先は、あいあう食堂が思いを寄せる行政の救済が届きにくいご家庭や、声をあげられないご家庭へ、という思いで届け先を選定させて頂きました。

【お届け先】
・放課後児童クラブ(ゆめきゃんぱすさん運営)
・その他の子育て家庭
・大学生の子ども食堂スタッフ12名

コロナウィルスの影響で、ひとり親家庭に限らずほとんどの子育て家庭が悲鳴を上げています。仕事先の休業により収入が減ったことはもちろん、子どもが自粛生活でストレスを溜めています。そして、保護者も毎日3度の食事作り。そろそろ限界が・・・という児童クラブさんの現場の声も聞きました。
1家庭にお届けできる量はたくさんではありませんが、気晴らしになるかしら・・・心強く思ってくれるかしら・・・という気持ちです。
そして、当時まだ支援が行き届いてなかった大学生へ。
いつも、あいあう食堂で子どもたちと遊んだり、運営を手伝ってくれる上教大の「子ども食堂スタッフサークル」や県立看護大の学生もアルバイトができなくなり大変な思いをしているとのことでした。

そして、特に必要であろうと思われるご家庭には、この日までに寄付して頂いたお米もお届けしました。

【寄付品】
嶺村製麺所様より
●生ラーメン
●乾麺
●玉ねぎ
●卵
これまでに寄付して頂いた
●お米(一部のご家庭12軒のみ)
をお届けしました。




※お米の寄付者様(順不同)
・長谷川稔様
・松岡和子様
・堀川恒一様
・峯村恵様
・酒井岑生様
・寺沢達郎様







緊急事態宣言を受けてしばらくは活動できないとあきらめモードになっておりましたところ、嶺村製麺さんからの要請に突き動かされ、またステイホームの流れの中、リスクを承知でお手伝いに集まってくださったサポーターのおかげで無事実施することができました。

このような事態の中でもお金の寄付、お米の寄付は絶えません。
ご自分も大変なのに、他人を思いやる地域の皆様に心から感謝いたします。

FS部は昨年12月に立ち上がった新しい部署です。
それぞれの思いを胸に活動に参加しています。

廃棄されようとしている食品を必要とされるご家庭に届ける。
その橋渡しをさせて頂いたのが私たちあいあう食堂ですが、社会が助け合っていることを実感し、私たちも地域という大きな家族の一員になれたような気がしました。
お届けした家庭の子どもたちがお米を喜んで運んでくれる姿を見て喜びを感じたり、このご飯を食べて元気になる子どもたちの顔を思い浮かべたりしています。

寄付者様に代わって受け取った方の笑顔をお預かりさせて頂きました。
このことを次の活動に活かしていければと思います。

コロナに悪さをされても、人と人とのつながりだけは失わず、温かい地域の支援を個々にお届けできるよう努めていきたいと思います。

最後になりましたが、寄付者様へ心から感謝をいたします。。。。。